桜も散り始めて、そろそろビーサン、ハーパンが恋しくなる季節に突入しました。
そうは言っても、春シーズンはもうちょい続くわけで。
土が露出し始めてるシャバシャバな貴重な雪を楽しむわけでした。
暑がりな私は、この時期のグローブ選びに毎回悩まされてきました。
薄いグローブを使ってみたり、パイプグローブを使ってみたり。
どちらも暑さはなんとかしのげるんですが、2、3本でビチャビチャ。。
カービングで思いっきり倒したい私はどうしても手をついてしまうわけでありまして。
あっという間に濡れてしまいます。
なんとも不快な手袋の完成です。。
かと言って防水性の高いちょいと厚手の手袋をした日には、もう一瞬で無理です。
汗で中から濡れていきます。。
そこで昨シーズンに教えてもらった、最近良く見かけるあの青いグローブです。
BCや、登山をされる方に良く見かける青いグローブ。
まぁ、あまり人のグローブまでは見てないと思いますが、実は結構います。
色がイマイチの為に、結構目立ちます。
ゴムの様な材質の為、アレ?って思います。
ジャージテムレス
メリット
このジャージテムレスが春の私にはぴったりでした。
まずゴムの為に染みてこない。
濡れない。
そして透湿性あり!
ゴアテックスの様に熱気が抜けてくれる!
これがありがたい!
参照:ショウワグローブ株式会社
暑がりで汗かきの自分には救世主なわけで。
さらにこのジャージテムレスは、iPhoneのタッチスクリーンの操作も出来てしまう。
(防寒テムレスはタッチスクリーン操作できませんでした。)
いちいちグローブ脱がなくて良い。
そして値段が安い!
良い事尽くしのわけでした。
デメリット
そんな良い事尽くしの中でデメリットを上げるのならば、
色がイマイチ。
青しかないってのがいかにもゴム手袋て感じな所ですかね。
あとはゴム素材の為、吸い付きが良すぎな所でしょうか。
どこかのTバーでは吸い付き良すぎで巻き込まれ防止の為に、使用禁止という記事を見かけました。
私が気になったのはその二点でしょうか。
吸い付きが良い点はグラブとかビンディング締める時とかは良いのですが。
あっ、あとちょっとゴム臭い。。。
テムレスの種類
このテムレスグローブには何種類かあるらしく。
薄手の ジャージテムレス
普通の テムレス
手の平に滑り止め付きの ホールドテムレス
そして内側が起毛の 防寒テムレス
と種類があります。
元々は水産業や、水周りのお仕事用だったみたいです。
ですがあまりの評判の良さに、ショウワグローブさんのHPには、
国際ガイドでショップを経営されている滝本さんのインタビュー記事まであります。
国際ガイドの方が使ってるなら間違い無いですね〜。てなっちゃいます。
そこまでショウワグローブさんもわかっているなら、違う色も出してくれないかな〜。
茶色とか黒とか。地味目の色でお願いします!と思っちゃうのは自分だけでしょうか?
HPに載っている滝本さんはウェアが青だから、ぴったりハマってますね。
スキーヤーの方とか派手目のウェアの人は良いのかと。
ちょいと値段が高くなっても良いので違う色出してくれないかな〜。
後は既存のグローブメーカーさんたちとコラボしたりとかしたら面白そうなんですが。
厳冬期の防寒テムレス
私はちょうど今シーズンは厳冬期用のグローブの買い替えでした。
色々探したんですがなかなか自分にあっているのが見つからなかったんですよね。
Hestraとか10peaksとか候補に上がってたんですけど、ちょいと厚手過ぎたりとかで決まりませんでした。
それならいっその事 防寒テムレスを使ってみようと、ワンシーズン使ってみました↓
結論から言うと、いけます!
厳冬期のマイナス10度近くでもインナー手袋をして防寒テムレスをすれば問題無しでした。
ただ、私はかなりの暑がりの汗かきです。
他の人よりも、動くと一瞬で体温が上がるらしく参考になるかはわかりませんが。。
それでも防寒テムレスの内側には起毛がありまずまず暖かい作りになってます↓
インナー手袋の選択次第で、どなたでも可能であるとは思います。
使っていて気になったのが、
防寒テムレスの場合はカフが広がりっぱなしになってます↓
インナーカフとして袖の内側に入れるのにちょっと面倒です。。
ジャージテムレスの様にしてくれるとありがたいなと思いました。
ここの部分は自分で自作しようかと思っていたら、トップシーズン終わっちゃいました。。
あとは、iPhoneのタッチスクリーン行けると聞いていたのですが、厳冬期は無理でした。
自分は良くiPhoneで撮影するので、やはり来シーズンはタッチスクリーン対応のグローブかな〜と思っています。
こちらもこの二点以外は、なんの問題も無く厳冬期に使えました。
それと色ですね。色。 見た目重視の方は難しいかな〜。。
根本的に見た目を気にしなければ問題なく使う事ができ、むしろ調子が良いと思います。
春のシャバシャバには間違い無しです!
雪山登山、夏山登山にも
もちろん雪山登山の方々にもおすすめです!
私の場合は春先はジャージテムレスで、厳冬期は防寒テムレスを気温、天候で使い分けします。
後はインナー手袋で調節します。
もともとハイカーの方が使用していたので間違いないと思います。
以前、OMMというイベントに出た際に某国産バックパックの代表のULハイカーの方が使っていました。
それが一番最初に見かけたテムレスでした。
最初はゴム手!と思いましたが、
ただのゴム手ではないな。何かあるな。と。
調べてみると、なるほど~。って納得したのを覚えてます。
懐かしいな~。
なのでこれからの残雪登山には間違いないと思います。
それと、残雪登山ではなくても標高の高い場所に行く際はジャージテムレスをパックパックに忍ばせておくと良いのではと思います。
突然の雨で濡れると、低体温症になる恐れが。
もちろんレインウェアは皆さん持ってくと思います。
土砂降りにあうと、身体はレインウェアで守れても、手が濡れてしまうと指先から冷えていきます。
登りっぱなしなら大丈夫の場合もありますが、
手が濡れると滑りますし、何気に不快になってきます。
大した重量ではないのでバックパックに入れておくと安心です。
Lサイズのジャージテムレス両手分で、54gです。
ジャージテムレスと防寒テムレスの違い
それとジャージテムレスは防寒テムレスと違い起毛がついてません↓
その為、春でも寒いと思う方もいると思います。
寒い方はインナー手袋で調節すると良いと思います。
もしくは、防寒テムレスをインナー無しで使うとか。
テムレス購入の注意点
もうひとつ大事な注意点が、ショウワグローブさんの手袋はサイズが小さいです。
ワンサイズ上を選ばれたほうが良いです。
私は最初にMサイズを購入したのですが、小さ過ぎて再度Lサイズを購入し直してます。。
参考までにBurtonのグローブはSサイズ。Hestraは7サイズです。
みなさんも、春用のグローブとして検討されてみてはいかがでしょうか!
ただ、使用の際はあくまでも自己責任でお願いいたします!
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