トラビス・ライス 圧巻の滑り!!白馬で FWT 開幕戦。「Freeride World Tour Hakuba Japan 2019」

こんにちは。

遅くなりましたが、前回に引き続き、

遅くなりましたが、 あけましておめでとうございます。 暖冬と言われながらも、なんだかんだで雪に恵まれ、皆さん全開で楽しんでい...

今回は先日行われた、

Freeride World Tour Hakuba Japan 2019

について。

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Freeride World Tour   2019

Freeride World Qualifier(FWQ) の最上位大会、
Freeride World Tour (FWT)の開幕戦が19日(土) に白馬で開催されました。

FWQ 同様、FWT も、各大会での順位は、
ポイント制になっていて年間のトータルポイントでも競われます。

2019年 開催の FWT は?

今年も全5大会。

1/19  
日本 の 白馬 での
「Freeride World Tour Hakuba Japan 2019」

2/2~8 
カナダ の ゴールデン での
「Freeride World Tour Kicking Horse Golden BC 2019」

2/22~28 
オーストリア の フィーバーブルン での
「Freeride World Tour Fieberbrunn Austria 2019」

3/2~8 
アンドラ の オルディノ での
「Freeride World Tour Ordino Arcalìs Andorra 2019」

3/23~31 
スイス の ヴェルビエ での 
「Xtreme Verbier Switzerland 2019」

今回は 1/19 に開催された
「Freeride World Tour Hakuba Japan 2019」を↓

Freeride World Tour Hakuba Japan 2019

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

トラビス・ライスや、ギギ・ラフ、ビクター・デ・ラ・ルーなどのムービースターに加え、予選の FWQ Hakuba19 を勝ち抜いた、山崎圭太さん などなど。

見応えのある出場ライダーが、全11人

昔、トラビスが主催していた「Super Natural」の興奮を思い出される面子。

Super Natural」の詳細はそのうちに。。

開催地

開催場所は、八方尾根スキー場の奥のバックカントリーエリアの斜面。

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

参照:白馬村

参照:電子国土WEB

最大斜度46度。

スタート標高 1720m。

ゴール地点 1280m。

標高差 440m。

という険しい北斜面での地形で開催。

こちらは、全員の滑りがライブ配信されました↓

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

↓に各選手の滑走部分にカットした動画有ります。

皆さん、つぼ足でハイクアップしてます。。w

スノーボード男子は、37:00 から 1:09:24 まで。

リザルト 

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

1. トラビス・ライス
Travis Rice) LIB【95.00点】

2. ギギ・ラフ
Gigi Rüf) SLASH【86.67点】

3.デイヴィ・ベアード
Davey Baird) JONES【73.33点】

4.ジョナサン・ペンフィールド
Jonathan Penfield)TAHOELAB【65.33点】

5.ブレーク・ハム
Blake Hamm)TAHOELAB【54.67点】

6.山崎 恵太
(Keita Yamazaki) K2【44.67点】

7.ビクター・デ・ラ・ルー
(Victor De Le Rue) NITRO【35.67点】

7.サミー・リュプケ
Sammy Luebke)JONSE【35.67点】

9.リュドヴィク・ギヨ-ディエート
Ludovic Guillot-Diat)ROSSIGNOL【32.33点】

10.クリストファー・ガルヴィン
Christopher GalvinWinterstick 【29.67点】

11.Thomas Feurstein 【欠場】

1. トラビス・ライス 

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「56:55 より」にカットしています。)

【95.00点】で、やはりダントツの滑り。

オーリーの位置が全てパーフェクト。

ナチュラルの滑走では踏み切る位置を合わせづらく、バランスを崩しがちですが、そこはトラビス完璧です。

落ち込みでの、蹴らないバックルックインディー。しびれますね~。

そして、FWQ Hakuba17 でも出した B720 に、バックフリップ。

次元の違う圧倒的な滑りで、会場を沸かせて優勝。

思わず、見ながら声が出ちゃいましたw 

Gopro を使った、トラビス目線の映像です↓

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

いや~凄いですね~。

ほぼ、チェック無し。

完璧な滑りですね~。

見ていても気持ちいい。。

今後も、FWT を転戦してもらって、盛り上げてくれる事を期待したいです。

Travis Rice) LIB

2. ギギ・ラフ 

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「40:05 より」にカットしています。)

どんな態勢でもコケない、安定感のあるギギ。

【86.67点】で2位。

二発目の落込みは、かなり落ちてましたね~。

そして、B360。と安定の滑り。

GoProのギギ目線の映像↓

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

昨年の2018年より FWT ツアーを転戦し、
去年は 7735ポイント で年間トータル 4位

やはり、一発勝負となるとなかなか難しいのでしょうね。

ですが、ギギのおしゃれな滑りは、確実に FWT を盛り上げています。

今年は年間優勝を、期待したいです。

Gigi Rüf) SLASH

3.デイヴィ・ベアード 

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「54:05 より」にカットしています。)

メソッド、ミュート、B360テール、ミュートと安定的にエアを繰り出し
【73.33点】で3位に。

2016年の、予選ツアーの FWQ で年間トータル 4200ポイント でアメリカで1位。
そして世界で2位になり、翌年の2017年からは FWT 参戦。

その2017年は、年間トータルで3位

2018年も、年間トータルポイント 8135ポイント で3位の成績。

2016年より着実に成績を残している選手。

Davey Baird) JONES

4.ジョナサン・ペンフィールド 

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「45:27 より」にカットしています。)

F360 に B360 と安定的な滑り。

【65.33点】で4位。

2012年より FWQ に参戦し、
2015年に年間 4700ポイントでアメリカトータル1位
世界トータル2位になり、翌年からは FWT に参戦。

その2016年は、年間トータルは 3位

2017年は、年間トータル 2位

2018年は年間トータル 6370ポイントで 6位

Jonathan Penfield)TAHOELAB

5.ブレーク・ハム

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「36:49 より」にカットしています。)

特大のバックフリップの着地が決まっていればと悔やまれる滑り。

2発目の F360 ステイルフィッシュ で決めてきているだけに惜しいです。

ブレークは
2014年より FWQ に参戦。

2017年に FWQ のアメリカで、年間トータル 4450ポイントで1位

翌年の2018年 FWT 参戦で、年間トータル5位

Blake Hamm)TAHOELAB

6.山崎 恵太

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(
滑走部分「1:03:57 より」にカットしています。)

2017年の FWQ Hakuba 17 初参戦で、6位

2018年の FWQ Hakuba 18でも、6位

今年の FWQ Hakuba 19初優勝↓

遅くなりましたが、 あけましておめでとうございます。 暖冬と言われながらも、なんだかんだで雪に恵まれ、皆さん全開で楽しんでい...

そして今回 FWT に初参戦。

見事、【44.67点】で 6位と健闘。

いさぎよく、エアは無し。潔いです。

パウダーハンターの称号をいただいてました。w

そして、ターンのスタイリッシュさは、今大会一だったのではないでしょうか。

この大会に、ターンという項目が無いのが残念な所です。
技術という項目に加算されるのかな?

ラインも見事で、見ていて気持ちが良いスタイリッシュな滑り。
特に沢地形でのフロントでのスラッシュが、最高。

途中の落込みでインディでもしていたらと思うところですが、
そのいさぎよさとスタイリッシュさで皆の記憶に残った事でしょう。

(Keita Yamazaki) K2

7.ビクター・デ・ラ・ルー 

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(
滑走部分「53:50 より」にカットしています。)

今年初参戦のビクター。

【35.67点】で7位。

2発目の B360 での着地でバランス崩し、スラッシュ気味になってますが、
そこが逆にスタイリッシュでカッコよい。。

流石はムービースター。

最初の落込みで、着地後パウダーに足をとられてバランスを崩してしまったのが悔やまれます。

今後も FWT を転戦し、盛り上げてもらいたいものです。

(Victor De Le Rue) NITRO

7.サミー・リュプケ

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「59:44より」にカットしています。)

2012年より FWQ に参戦し、翌年2013年からは FWT に参戦。

2016年より、17,18と
3年連続 FWT チャンピオン

今回は、惜しくも新雪に足をすくわれてしまいましたが、
流石はディフェンディングチャンピオン。安定間のあるエア。

次回の滑りに期待したいです。

Sammy Luebke)JONSE

9.リュドヴィク・ギヨ-ディエート

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「42:50 より」にカットしています。)

10.クリストファー・ガルヴィン

参照:FreerideWorldTourTV YouTube
(滑走部分「47:54 より」にカットしています。)

終わりに

流石は、ムービースターと言った感じの滑りでした。

面子的に、昔にトラビスが主催した、お祭りの大会「Super natural」や「ultra natural」を思い出される大会でした。

次のツアーは、

Freeride World Tour Kicking Horse Golden BC 2019

2月2日、本日から、8日の開で催予定です。

参照:FreerideWorldTourTV YouTube

残念ながらトラビスの参加はなさそうですが、
引き続き、ギギや、ビクター・デ・ラ・ルー の参加はあるようです。

ディフェンディングチャンピオンの サミー・リュプケ の完璧な滑りにも期待したいです。

日本での予選ツアー も先日、「Freeride Maiko 1*」 が舞子スキー場でもありましたが、雪の為ライブ配信の映像が見えにくく、良い動画が見つける事が出来たらUPしたいと思います。

とりあえずは、Freeride World Tour Kicking Horse Golden BC 2019 が楽しみです。

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遅くなりましたが、 あけましておめでとうございます。 暖冬と言われながらも、なんだかんだで雪に恵まれ、皆さん全開で楽しんでい...
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