先日書きました、現在のところスノーボードでステップインシステムは何種類あるのかをまとめました↓
【スノーボードのステップインていくつあるの? 2018 まとめ】
そこで紹介した ステップイン をそれぞれ詳しくまとめていきたいと思います。
まずは、何といっても、2017/18シーズンの話題NO.1 BURTON 「STEP ON」から。
BURTON 「STEP ON」
バートン ステップオン
YONEXの「アキュブレイド」が販売停止のニュースが流れた
2017/18シーズンに BURTON から「Step On」が登場です。
BURTONも昔、ステップインシステムの「SI」バインを発売していますが、2005年を最後にステップインから撤退しています。
ステップイン「SI」は結構人気がありました。
ですが、二年連続リコールなどあったことから姿を消してしまいました。
一度撤退したステップインシステムを再び市場に登場させると知った時、驚きと共にとても興奮したのを覚えています。
↓の動画では、再び市場に復活させる作り手側の熱意が感じられます。
2018/19シーズンからの発売の「Step On」は、前回のステップイン「SI」↓とは構造が全く異なります。
「SI」ステップインは足の真ん中あたりの両サイドの二点留めでした。
ブーツ側もソールの両サイドにロック部分がありました。
今回の「STEP ON」では、ストラップバインと変わらない付け心地を目指したのかと思います。
その為、ソールのちょっと上あたりに金具があります↓
参照:Burton Snowboards Tokyo Store Facebook
つま先の両脇とアキレス腱の辺りの三か所で固定。
ソールに金具が干渉していない為、ソールを厚くする必要がなく足裏の感覚を残したままの作りになっている。
フリーソールブーツと変わりない足裏感覚での使用が可能ということです。
靴ひもは Boaシステム による結びあげです。
「PHOTON」モデルはアンクル部分も Boaシステムで調節可能。
これが凄く良いんじゃないかなと思います。
軽量化に成功していますし。
踵の締め付け具合も後から調節できる。
足の締めすぎで足がしびれたりしたとき、リフト等で簡単に緩めることが可能。
締め上げもダイヤルを回せばOK。
また踵側のロックシステム「ヒールクリート」は2段階でロック可能。
これにより足裏に雪が詰まった状態でもロックが可能で、パウダーで雪が多い時の事も考慮されています。
ただ、そこの「ヒールクリート」部品でリコールがあったようです↓
リコール
2017/18シーズンに踵側のロックシステム「ヒールクリート」でリコールです。
BURTON stepon update ↓
【BURTON STEP ON®に関する重要なお知らせです】
BURTON STEP ON®に関する重要なお知らせです。
ユーザーのみなさまは必ずお読みください。全てのBurton Step On®ブーツに付いているヒールクリートには2つのポジションがあり、2段階でロックすることができます。ポジション1は、足裏に雪が詰まった状態に適応するように設計されています。2段階目のロック、ポジション2が最適なロック状態でかつ一般的なライディングに適しています。
ポジション1において、ヒールクリートが適切にロックされない可能性があることを発見いたしました。これはポジション1の機能にのみかかわることではありますが、ユーザーのみなさまにおかれましては、すぐにお持ちのStep On®ブーツのヒールクリートを交換していただけますようお願いいたします。
ヒールクリートを交換するまでは、必ずポジション2でロックして、ライディングしてください。
Burton.com より引用
やはり初年度は問題が出てしまうのは仕方ないですね。
それ以外は、かなり調子が良いみたいです!
2017/18シーズンは店頭には並ばず予約のみの販売でしたので、スキー場で実際見かけたのは数人でした。
やはり、とってもラクそうでした。
来シーズン(2018/19)も予約のみと限られたショップのみの販売だそうです。
すでに予約でいっぱいみたいですが。
2018/19シーズンの「Step On」ブーツはバラエティーが増え、
あの世界で一番売れている「ION」の追加があるようです。
「ION」モデルのグローバルフィットの追加。
「PHOTON」モデルのアジアンフィットの追加。
「RULER」モデルの継続。
になるみたいです。
Ion Step On の詳細はこちらで↓
【Burton Ion ボア、レザー、ステップオンの魅力 (2011-19)】
今後もモデルが増えてくれることに期待したいと思います。
BC関連アイテム(スノーシューやスプリットボードバインなど)とコラボができれば最高なんですけどね。
後は、私事ですがもう少し重量が軽くなってくれることを期待したいですw
BURTON 「STEP ON」まとめ↓
メリット
着脱が早い。
ストラップが無い為かがむ作業が少ない。
ブーツが軽い。
(他メーカーのステップインブーツより)
17/18 Photon Step-On / size 9
→ 約1120g(片方)
17/18 Step-on Binding / size M
→ 約840g(片方)
足裏に金具が無い為ソールが薄く、足裏感覚がフリーソールブーツと変わりない。
Boaシステムでの微調節がしやすい。
雪が詰まっていても装着可能。
デメリット
ブーツとバイン両方の購入が必要の為、費用がかさむ。
座って装着が難しい。
2018/19も限定販売なので品薄状態。
終わりに
Terje Haakonsen が「Step On」を履いて、白馬五竜スキー場での滑走動画です↓
かなり調子良さそうです!!
復活させてくれたことにリーディングカンパニーの情熱を感じさてくれる出来事でした。
今後も色々と新しいシステムの開発など期待しております。
改めてメーカーの方々のおかげで、楽しいスノーボードlifeを送れているのだなと思いました。
本当にありがとうございます!
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【「Burton Ion」 2011~2019 過去モデルと来季モデル比較。 ボア。レザー。ステップオン。】
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